小さいものが好き。

夫婦の日常

好きな物の拘り

kanasikiの旦那は兎に角小さいものが好きな人です。

特にシンプルな丸い形のものを好みます。

全てに当てはまる訳では無いですが、傾向的に大体が丸いものですね。(‘ω’)

そんな旦那の一押しのお気に入りのものは…

となりのトトロの吸盤付きぬいぐるみですね。

2011年7月に購入したのですが、購入するまでに2ヶ月かかりました。

東日本大震災の影響もあり、当時の私達夫婦は訳があってお金がなく、まだ籍も入れていないし、旦那の家で同棲していました。

そんな中、気晴らしにお出かけしたデパートの雑貨屋さんで出会ったのがトトロでした。

値段は714円(当時)今なら普通に購入出来ますが、当時はお恥ずかしい話、財布の中には千円札が一枚と小銭が少々。更に財布をお互いのと合わせて一体化していたので、買いたくても買えない結果になりました。

そのぬいぐるみは最初5個あったのですが、日に日に買われて数が減っていきました。

色々あってまとまったお金が入るのが7月だったので、それまでは祈る気持ちでパトロールしていました。(´・ω・)

そして運命の日がやってきました。

そう・・・給料日。

はやる気持ちを抑えつつも小走りで雑貨屋さんに飛び入り、目当てのものを手にしました。

2個残っていました。

手作りの物なので微妙に顔が違うのですが、その2つを旦那が手に持ち、私にどっちがいい??と差し出してきました。

いつもの私なら手に取りよく吟味してから選ぶのですが、そうはいかなかったのです。

何故なら、

ぬいぐるみの生地が、毛足が短く硬めの質感の物だったからです。

音でいうと、ぞりぞりですね。

真面目な話、私は昔からたわしみたいな硬めの質感が苦手で触れないのです。

毛が集中している動物に対しても思い切り触れません。

動物全般大好きなのにムツゴロウさん並みによーしよしが出来ないのです。

もう一つ動物アレルギーもあるからなのですが…(*_*;

兎に角そのトトロは硬い毛質だったので触れずにいたのです。

そんな事はお構いなしに旦那が近づけて来ては触って!持って!と無邪気にやってくるので、待って!待って!と必死の攻防戦を繰り広げていました。

動かさない事を前提に手に持ち、一番ぞりぞりする部分の鼻を人差し指で触れると、・・・チクとしたので、思わずンビャーと悲鳴をあげる私を見た旦那は笑いながら、2個持っていた片方を戻して、私が反応したトトロを購入しました。

因みに旦那はジブリが大好きとかではなく、その吸盤付きのトトロのフォルムが好きなだけで、他のぬいぐるみには一切興味を持ちませんでした。

さて、無事に購入出来たのは良かったのですが、吸盤付きなので、早速車のルームミラーに張り付ける旦那。

落ちてこないか心配になる私。

少し緊張した顔で揺れるトトロ。

少しの間が流れた時に旦那から一言。

「名前どうする?」

名前、トトロで良いじゃんとは思いましたが、旦那曰く、自分たちの家族になったのだから新たな名前は必須とのこと。

なるほどと思い名前付けを検討し、最終的に決まったのが

ぞりぞりゾゾロという名前です。

ぞりぞりはそのままの意味です。質感ね。

ゾゾロの部分は何となく。

そして最終的におじさん呼びになります。

何故おじさん呼びかというと、ジブリ公式で1302歳という事実を知り、私達よりも年齢上じゃん!しかも性別は不詳だけど男みたいだからおじさんだね!となり、ぞりぞりおじさんになりました。

そんなおじさんを常に持ち歩く旦那。

一部の周りからは

何で、アイツ あれ もってるんだろ 状態ですね。

異性の目から見ると、私個人の意見だと可愛いってなりますが、大体は上の感想になりますよね。

まぁ本人は一切気にしていませんが(*^-^*)

今日はここまで。

皆さんも貴重品よりも大切にしているぬいぐるみとかありますか?

私はぬいぐるみではないですが、母が作ってくれた手作りの物入れです。小学校入学の為にこさえた道具入れの袋ですね。未だに重宝してます(*^-^*)

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